2006年 01月 07日
2006年、初鳥撮行 |
明日、明後日と法事のため、連休中唯一の休みを利用して、山口へ。
何故山口?
そう、トラフズク来山の報を受けていたのでした。
フクロウ類は憧れの猛禽。昨年末九州でコミミズクを大失敗しているので、同じ過ちを繰り返さないよう心して行きました。
いつものように田園地帯をきょろきょろしながら目的地に行ってると、田んぼの中の電柱にチョウゲンボウが。
どうも寄せてくれそうだったので、車から降りてじりじり接近。
2006年の初鳥撮は、「チョウゲンボウ」↓になりました。
思ったよりも綺麗に撮れて満足。今年は幸先の良いスタートです。
さて、途中ガソリンを注いで、地図で教えていただいたポイントを確認しながらうろちょろ。
ようやくそれらしい場所にたどり着きました。
見せてもらった写真からして、この周囲に常緑の樹って、このグミしかないようなぁ・・・なーんて思いながら、とりあえず車をとめ、降りて近づこうとすると・・・
にゅ~っと樹の中で背伸びをする鳥が!!!
ぐはっ!いきなりいた!トラフズク!!!
慌てて車に戻り、ゆっくりバックして車内から双眼鏡で確認します。
激しく見辛いですが、間違いようのないトラフです!
と、近くの土手に1台の見慣れた車が・・・。
!!!
Ricebirdsさんご夫婦でした!
速攻で電話して、合流。2台車を並べて撮影。
・・・。
巧く撮れない・・・。
再度電話して、「一緒に降ります?」と悪魔のささやき・・・。
4名同意のもと、車から降りることに。
そしてようやく撮れたのがこれ↓
トラフズク、漢字で書くと虎斑木菟。虎のような斑のあるミミズク。
一方、英名はLong-eared Owl。長い耳のフクロウ。
その名の示すとおり、全身複雑な斑が入っており、茂みの中ですと、本当に見つけるのが困難です。
また、立派な耳。実際は「羽角(うかく)」と言って、飾り羽。本当の耳は眼の横に隠れて見えません。
日中は眠ってばかりですが、偶に薄目を開けて周囲をうかがいます。
虹彩はオレンジ色。うるさいなぁ、黙って寝かせろよ!といった感じでしょうか。
そうこうしていると、どんどんBirderが集まってきて、ちょっとえらい状況に。
帰るに帰れず、動画などを撮って遊んでました。
ひと段落ついたので、皆さんと別れて今度はコオリガモ。
きらら浜自然公園にメスが1個体来ているとのこと。(山口県初記録らしいです。)
早速移動して池をみると、4人の方が観察しておられます。
こちらも入れ違いで観察させてもらいました。
とにかく、ずーーーっと寝っぱなし。一度も首を上げてくれることなく終了。
ぼちぼち落ち着いたころだろうと、トラフをもう一度観察しようと例の場所に行くと、姿がありません。
後で話を聞きますと、樹の目の前まで歩いて近寄った足跡+形跡(ススキを払った跡)があったとのこと。
誰かが近づき過ぎて、飛んでっちゃったのかもしれません。
それではとツクシガモの観察。逆光のため、どんなに頑張っても眼が黒つぶれしてしまい、全く写真になりません。
その後はフラフラと猛禽探し。
途中しつこくホバリングするミサゴを見つけ、一応パチリ。
170-500mmの手持ちにしては、まあまあの出来です。
もう一度トラフに会えなかったのは残念ですが、今年は良い滑り出しができたように思います。
--- 後日談 ---
トラフ、落鳥したとのこと。どなたに聞いてもその理由は教えてくれませんので、もしかして、撮影によるストレスが原因?!と勘繰ってます…。
猛禽は特にデリケートで、観察圧によるストレスから落鳥することもあるらしいので…。
ちなみにその個体は、きらら浜自然公園に冷凍保存されているとのことです。
残念でならないとともに、観方、撮方を考えないといけません。
何故山口?
そう、トラフズク来山の報を受けていたのでした。
フクロウ類は憧れの猛禽。昨年末九州でコミミズクを大失敗しているので、同じ過ちを繰り返さないよう心して行きました。
いつものように田園地帯をきょろきょろしながら目的地に行ってると、田んぼの中の電柱にチョウゲンボウが。
どうも寄せてくれそうだったので、車から降りてじりじり接近。
2006年の初鳥撮は、「チョウゲンボウ」↓になりました。
思ったよりも綺麗に撮れて満足。今年は幸先の良いスタートです。
さて、途中ガソリンを注いで、地図で教えていただいたポイントを確認しながらうろちょろ。
ようやくそれらしい場所にたどり着きました。
見せてもらった写真からして、この周囲に常緑の樹って、このグミしかないようなぁ・・・なーんて思いながら、とりあえず車をとめ、降りて近づこうとすると・・・
にゅ~っと樹の中で背伸びをする鳥が!!!
ぐはっ!いきなりいた!トラフズク!!!
慌てて車に戻り、ゆっくりバックして車内から双眼鏡で確認します。
激しく見辛いですが、間違いようのないトラフです!
と、近くの土手に1台の見慣れた車が・・・。
!!!
Ricebirdsさんご夫婦でした!
速攻で電話して、合流。2台車を並べて撮影。
・・・。
巧く撮れない・・・。
再度電話して、「一緒に降ります?」と悪魔のささやき・・・。
4名同意のもと、車から降りることに。
そしてようやく撮れたのがこれ↓
トラフズク、漢字で書くと虎斑木菟。虎のような斑のあるミミズク。
一方、英名はLong-eared Owl。長い耳のフクロウ。
その名の示すとおり、全身複雑な斑が入っており、茂みの中ですと、本当に見つけるのが困難です。
また、立派な耳。実際は「羽角(うかく)」と言って、飾り羽。本当の耳は眼の横に隠れて見えません。
日中は眠ってばかりですが、偶に薄目を開けて周囲をうかがいます。
虹彩はオレンジ色。うるさいなぁ、黙って寝かせろよ!といった感じでしょうか。
そうこうしていると、どんどんBirderが集まってきて、ちょっとえらい状況に。
帰るに帰れず、動画などを撮って遊んでました。
ひと段落ついたので、皆さんと別れて今度はコオリガモ。
きらら浜自然公園にメスが1個体来ているとのこと。(山口県初記録らしいです。)
早速移動して池をみると、4人の方が観察しておられます。
こちらも入れ違いで観察させてもらいました。
とにかく、ずーーーっと寝っぱなし。一度も首を上げてくれることなく終了。
ぼちぼち落ち着いたころだろうと、トラフをもう一度観察しようと例の場所に行くと、姿がありません。
後で話を聞きますと、樹の目の前まで歩いて近寄った足跡+形跡(ススキを払った跡)があったとのこと。
誰かが近づき過ぎて、飛んでっちゃったのかもしれません。
それではとツクシガモの観察。逆光のため、どんなに頑張っても眼が黒つぶれしてしまい、全く写真になりません。
その後はフラフラと猛禽探し。
途中しつこくホバリングするミサゴを見つけ、一応パチリ。
170-500mmの手持ちにしては、まあまあの出来です。
もう一度トラフに会えなかったのは残念ですが、今年は良い滑り出しができたように思います。
--- 後日談 ---
トラフ、落鳥したとのこと。どなたに聞いてもその理由は教えてくれませんので、もしかして、撮影によるストレスが原因?!と勘繰ってます…。
猛禽は特にデリケートで、観察圧によるストレスから落鳥することもあるらしいので…。
ちなみにその個体は、きらら浜自然公園に冷凍保存されているとのことです。
残念でならないとともに、観方、撮方を考えないといけません。
by tawa_gecko
| 2006-01-07 22:00
| 鳥